サクッとわかる高校世界史

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東地中海文明の成立

現地のシリアやパレスチナにあたる東地中海地域は、地中海への入り口であることに加え、エジプトとメソポタミアの中間地点にあり交通の要所として栄えた。

 紀元前16世紀にはカナーン人が交流を行っていた。

→紀元前13世紀に海の民と呼ばれる民族系統不明の集団が増殖し、エジプトやヒッタイトと戦ってその間を弱らせた。

 アラム人はダマスクスを中心に中継貿易で栄え、彼らの用いたアラム語は商業における国際語となった楔形文字に取って代わって、さらに後の満州文字などにも影響を与えた

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 フェニキア人はシドンやティルスといった国家を建設し、地中海で貿易栄えた。 彼らの用いたフェニキア文字ギリシャに伝わる、独自の起源となった。である。

 ヘブライ人はモーセのもと紀元前13世紀エジプトから脱出シパレスチナヘブライ王国を建てた。また、ヘブライ人は唯一神ヤハウェを信仰し、選民思想を持ち、救世主を期待するユダヤ教を確信し、旧約聖書が作られた聖書

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まとめ

民族 カナーン人→海の民→アラム人、フェニキア人、ヘブライ

ユダヤ教 唯一神ヤハウェを信仰、ヘブライ人は特別な民族であるという選民思想、救世主(メシア)を待つ。