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イタリアのルネサンス

今回からルネサンスについて見ていきます。ルネサンスは作品を見るのが一番なので、各国の作品を紹介していきます。今回はイタリアのルネサンスについて見ていきます。

ルネサンスでは絵画や彫刻が有名であるが、文学作品も多く作られた。

詩人ダンテは「神曲」を著し、ルネサンスの先駆けとなった。ペトラルカは「抒情詩集」を、ボッカチオはペストを題材に「デカメロン」を著した。また、少し時を空けてマキャベリは「君主論」を著した。

デカメロンの作者ボッカチオ

→美術分野ではボッティチェリが「ヴィーナスの誕生」を描き、ミケランジェロは「ダビデ像」を作った。レオナルドダヴィンチの「モナリザ」もこの頃の作品である。サンタマリア大聖堂のドームを設計したブルネレスキやサンピエトロ大聖堂を建築したブラマンテのように、建築分野でもルネサンス様式と呼ばれる大きなドームを持つ建築物が作られるようになった。

サンタマリア大聖堂、奥のドームが特徴である(ja:User:Hiro-o作、wikipediaより)

ダビデ像(Livioandronico2013作、wikipediaより)

 

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